見学会チラシをChatGPT・Claudeで紙面ごと作るには?
完成見学会のチラシを、写真・開催情報・来てほしい人の整理から、写真を差し替えられるA4のHTML紙面、ブラウザでのPDF化まで進める手順です。コピーできるプロンプト3本、置き換え表、架空の完成例、直し方、配布前の確認を載せています。
この記事の要点
- 写真と開催情報から、写真を差し替えられるA4の紙面まで作る手順
- プロンプト3本と置き換え表で、見出し選びからHTML紙面まで進められる
- 架空の紙面見本を開いて、文字の編集・写真の差し替え・PDF化を試せる
- 日時・所在地・QR・広告表現は人が確認する。印刷の仕様は印刷会社に聞く
見学会チラシは、写真と開催情報をChatGPTやClaudeに渡し、写真を差し替えられるA4のHTML紙面まで作れます。ブラウザからPDFにして、試し刷りまで進める手順です。日時・所在地・QR・広告表現の最終確認は人が行います。
チラシは6つの手順で作る
今回作るのは「写真・見出し・日時・予約先まで配置したA4のチラシ」です。配置指示書で止めず、開いて見られる紙面を作ります。
- 練習用の素材表を、ChatGPTまたはClaudeの新しい会話に貼る
- プロンプト1で、写真・開催情報・未確認事項を整理する
- プロンプト2で、見出し3案と本文を作り、担当者が1案を選ぶ
- プロンプト3で、写真を差し替えられるA4のHTML紙面を作る
- ブラウザで開き、写真・文字・QRを自社の確認済みの内容に差し替える
- 印刷画面からPDFにし、実寸で試し刷りする
文字を画像に焼き込まず、後から直せるHTMLにします。HTMLはブラウザで開ける紙面ファイルで、コードを自分で書く必要はありません。
どのAIに何を任せる?
AIが担当するのは、整理・文案・紙面の下書きです。写真の許可、日時の確定、広告表現の判断は人が行います。
| 担当 | 今回の役割 |
|---|---|
| ChatGPT/Claude | 素材の整理、見出し案、HTML紙面の下書きを作る |
| 担当者 | 写真の許可、日時・所在地・予約先の確定、QRの確認 |
| 責任者 | 広告表現の最終判断、印刷・配布の可否 |
ファイルの作成・書き出しや画面横のプレビューは、サービスやプラン、組織の設定で使える範囲が異なります。機能名や提供条件は公式で確認してください。
入力する素材はどう整える?
次の表は、練習用の素材です。すべて架空で、実在の建物や日程ではありません。
| 項目 | 練習用の素材(すべて架空) |
|---|---|
| 読者 | 帰宅後の荷物の置き場と、洗濯の動線が気になる家族 |
| 建物の事実 | 玄関脇に収納、洗面室の隣に室内干しスペース |
| 写真A・B | A:玄関収納の全景、B:洗面室と室内干しスペース。公開許可取得済みという設定 |
| 開催 | 2026年11月14日・15日、10〜16時、○○市、予約制 |
| 予約・案内 | 自社の予約ページ。駐車場あり、所要時間の目安60分 |
| 未確認 | 正確な所在地、予約URL、収納容量、実際の家事時間の変化 |
実務では、施主の許可を得た写真だけを使い、住所・人物など公開しない情報は除きます。性能値や住んだ感想は、確認できた情報だけを足します。
お客様や施主の個人情報、協力会社名、原価は入力しません。外部AIに入れてよい範囲は、先に社内のルールで確認してください。学習設定の項目名や初期値はサービスで異なるため、公式ヘルプで確認します。
写真を添付できない場合は、写真の説明文だけを渡します。完成した紙面の写真枠へ、手元の画像を後から差し込めます。
ブランドカラー・ロゴ・使いたい書体は、プロンプト3の前に用意します。未指定なら、紺と淡い青で作らせます。
3本のプロンプトで、紙面まで進める
前の出力を確認してから次へ進みます。全工程を一度に頼むと、誤りがどの段階で入ったか分かりにくくなります。
置き換える場所は次のとおりです。
| [ ]の中 | 入れるもの |
|---|---|
| [誰のどんな悩みに答えるか] | 上の表の「読者」 |
| [配置・使い方など] | 確認済みの建物の事実 |
| [写真IDと説明] | 写真A・Bの説明(許可済みのもの) |
| [日時・場所・予約方法・駐車場・所要時間] | 確定した開催情報。未確定は「未確認」へ |
| [整理表を貼る] | プロンプト1の結果を、担当者が直したもの |
| [確認済みの見出し・本文・開催情報] | プロンプト2で選んだ1案と、確定した開催情報 |
1 写真と開催情報を整理する
工務店の完成見学会チラシを作ります。以下の素材を「確認済みの事実/写真との対応/掲載前に確認すること」に整理してください。
読者:[誰のどんな悩みに答えるか]
建物の事実:[配置・使い方など]
写真:[写真IDと説明。添付できる場合は画像も付ける]
開催情報:[日時・場所・予約方法・駐車場・所要時間]
未確認:[未確定の情報]
画像から寸法・性能・生活の効果を推定しないでください。未確認情報は補わず、公開原稿とは別の確認欄に残してください。
2 見出し3案と本文を作る
確認済み素材:[整理表を貼る]
この完成見学会の見出しを3案、各24字以内で作ってください。「誰が、現地で何を確かめられるか」を具体的に伝えます。
各案に、対応する写真と選ぶ理由を添えてください。
続けて本文120字以内と、予約を案内する一文を作ってください。
「絶対」「家事時間が半分」「収納力抜群」など、根拠のない断定をしないでください。施主の体験談や残席数を作らないでください。
見出しは、見どころが写真と一致し、現地で確かめられる内容になっているかを見て選びます。
3 写真を差し替えられるA4チラシをデザインする
確認済みの見出し・本文・開催情報:[貼る]
写真A・Bの説明:[貼る]
ブランドカラーとロゴ:[指定。未指定なら紺と淡い青]
完成見学会のA4縦チラシを、配置指示書ではなく、実際にブラウザで表示できる単一HTMLファイルとして作ってください。CSSと必要なJavaScriptを同じファイルに含め、外部ライブラリ・通信・解析タグは使いません。
上段に「完成見学会」と大きな見出し、中段に写真Aを大きく、写真Bと見どころ2点、下段に日時・場所・予約方法・問い合わせ先を配置します。
文字は編集できるテキストとし、主要な欄をcontenteditableにしてください。実際の建物の画像は生成せず、写真A・B・予約QRを端末から選べるボタンを付け、FileReaderで紙面に表示してください。画像は送信しない設計にします。未選択の枠には用途を明記してください。
印刷ボタンを付け、@pageはA4縦、余白10mm。印刷時は操作ボタンを非表示にし、紙面を190mm×277mm以内に収めます。見出しは24pt以上、本文は11pt以上を目安に、収まらない場合は本文を短くします。
未確定の住所・URL・連絡先は「要確認」と表示し、QRを模した画像は作らないでください。
HTMLファイルを出力してください。ファイル作成が使えない場合は、全文コードと保存方法を出してください。
出力はどう読む?完成例と直し方
紙面を開いて、写真と文字を差し替える
プロンプト3の出力は、次の流れで使います。
- 生成ファイルをダウンロードして、ブラウザで開く
- ファイルで受け取れない場合は、コードをコピーしてメモ帳に貼る
- 文字コードをUTF-8、ファイルの種類を「すべてのファイル」にして、flyer.html として保存する
- 写真選択ボタンで許可済みの実写を入れ、文字をクリックして日時・住所・問い合わせ先を確定する
- 予約URLから別に作った正しいQR画像を差し込み、スマートフォンで読み取る
QRはAIに作らせず、予約ページのURLから別に用意した画像を使います。読み取れるかは、必ず実機で確かめます。
完成例:採用する見出しと本文
帰宅と洗濯の動線を、実際に歩いて確かめる。
玄関脇の収納と、洗面室の隣に設けた室内干しスペース。荷物の置き場所や洗濯の流れを、実際の住まいでご確認いただけます。ご家族の暮らしに合うか、一緒に見てみませんか。
完成見学会:2026年11月14日・15日/10〜16時/○○市/予約制。駐車場あり。所要時間の目安は60分です。
| 紙面 | 入れる内容と制作時の確認 |
|---|---|
| 上段 | 見出し+写真A(玄関収納)。文字で収納部分を隠さない |
| 中段 | 洗濯動線の説明+写真B。この建物の写真を使う |
| 下段 | 日時・場所・予約方法・駐車場。所在地・URL・連絡先を確定する |
これは架空の素材から編集部が作った完成見本です。所在地と予約URLは未確定のため、このまま配布せず制作担当の確認欄に残します。写真を生成して実際の建物として掲載する例ではありません。
完成例:原稿ではなく、紙面を開いて使う
見本では、写真A・BとQRを端末から選択し、文字をクリックして直せます。編集後は印刷ボタンからPDFにします。画像は端末内で表示され、サーバーへ送信しません。再読み込みすると編集は戻るため、完成したらPDFを保存してください。

これは編集部が制作した架空の紙面見本です。写真枠は実写に差し替えて使い、未確認の所在地・連絡先を埋めてから配布します。
初稿によくある誤りと直し方
| 症状 | 直し方 |
|---|---|
| 「家事時間が半分」と書いた | 実測値がないので削除し、部屋の配置で説明する |
| 架空の施主の声を入れた | 発言・掲載許可のある素材だけ使う |
| 「残り2枠」と追加した | 予約管理で確認した残数以外は書かない |
| 文字が1ページに収まらない | 「本文を減らし、余白を確保して1ページに」と頼む |
| 文字入りの一枚絵になった | 写真と文字を分けたHTML紙面で作り直す |
紙面の修正は、変える場所と寸法を指定します。たとえば「写真Aを大きく、本文を80字に」「日時を本文より目立たせる」「QR枠を25mm角で確保」のように頼みます。
画像生成だけで文字入りのチラシを一枚絵にすると、日時の修正が難しくなります。写真と文字を分けた紙面を基本にします。
直すときは、次の共通プロンプトを使います。
直前の出力の[該当箇所]を修正してください。
確認済みの事実:[原文を貼る]
誤って追加された内容:[記入]
原文にない情報を削除し、不明な点は未確認として残してください。
修正箇所と理由を示し、ほかの確認済み部分は変えないでください。
配る前に何を確認する?
印刷と配布の前に、次の表の項目を人が確認します。
| 確認すること | 担当 |
|---|---|
| 日時・所在地・予約URL・連絡先が確定情報と一致している | 担当者 |
| 写真の使用許可と、人物・住所が写っていないこと | 担当者 |
| QRをスマートフォンで読み取り、予約ページに着く | 担当者 |
| 広告表現が、景品表示法などの基準に反していない | 責任者・専門家 |
広告表示の基準は、断定せず消費者庁や自治体などの公式情報で確認してください。本記事は大阪府の資料の検索結果で、不当表示の事例があることを確認した範囲です。
試し刷りは、社内のプリンターで実寸に出して確かめます。倍率100%・ヘッダーとフッターなし・背景グラフィックありは、ブラウザの印刷画面で見直す設定の目安です。項目名はブラウザで異なります。
印刷会社に入稿する場合は、データ形式・塗り足し・色・解像度が会社ごとに異なります。先に印刷会社へ確認し、指定に合わせて調整してください。
配布後は、配布期間・費用・予約数・実来場数を記録します。来場単価は、制作・印刷・配布費用の合計÷実来場数で計算し、来場ゼロなら計算しません。コピーの効果だけと決めつけず、配布地域や予約ページも見直します。
案件ごとに新しい会話で始め、前の案件の情報が混ざらないよう、対象と日付を確認してから使ってください。関連する実務は、完成見学会の集客と予約導線と記事一覧で確認できます。
よくあるご質問
ChatGPT・Claudeに何を渡せば始められますか?
本文の練習用の素材表を貼り付けて始められます。実務では社内で入力が認められた素材だけを使い、日時・場所・予約先と、未確認の項目を分けて渡してください。
完成例と同じ結果になりますか?
完成例は架空の入力から編集部が作った見本です。実際のAI出力はモデルや入力で変わります。原文と照合して直す手順まで含めて使ってください。
AIが作った紙面をそのまま印刷してよいですか?
そのままは印刷しないでください。日時・所在地・予約先・QRと、写真の使用許可を人が確認します。広告表現の基準は、消費者庁や自治体などの公式情報で確認してください。
チラシを配れば来場者が増えますか?
増えるとは言えません。来場数は配布地域や時期、予約ページなどで変わります。配布後に費用と予約数、実来場数を記録して見直します。
印刷会社に入稿するときも、このHTMLのPDFでよいですか?
入稿データの形式・塗り足し・色・解像度は印刷会社ごとに異なります。本記事では断定しないため、先に印刷会社へ確認してください。社内プリンターでの配布なら、試し刷りで確かめられます。