GLOSSARY
案件管理とは、進行中の一件ずつの商談について、担当者・現在の工程・次にすること・期限を把握し続けることです。住宅営業では商談管理とほぼ同じ意味で使われます。顧客管理が「人」の情報を残す仕組みであるのに対し、案件管理は「動いている取引」を追いかける仕組みです。
3つは重なる部分がありますが、追いかける対象が違います。
| 呼び方 | 追う対象 | 空欄だと起きること |
|---|---|---|
| 顧客管理 | お客様の属性・接点の履歴 | 誰に何を伝えたか分からなくなる |
| 案件管理 | 動いている取引の状態 | 次にすることが決まらず案件が止まる |
| パイプライン管理 | 全案件の工程別の分布 | どの工程が詰まっているか見えない |
住宅では商談管理という言い方のほうが通りますが、指しているものは案件管理と同じです。
同じご家族でも、土地探しの相談とプランの検討を別案件にするか一本にまとめるかで、件数も進捗率も変わります。数え方を先に決めないと、担当者ごとの数字を並べても比較になりません。
建築の工程管理を案件管理と呼ぶ場面もあります。営業側の案件管理は契約前、施工側の工程管理は契約後の話で、必要な項目も見る人も違います。同じ仕組みで両方をまかなおうとすると、どちらも中途半端になります。