GLOSSARY
営業日報とは、営業担当者がその日の活動と結果を記録し、組織に共有する報告のことです。目的は勤怠の確認ではなく、案件の状態を組織で把握することにあります。書く負担が大きいほど内容は形式的になり、訪問件数や架電数だけが並んで、商談で何が起きたかは残らない報告になります。
日報が続かない会社では、書く目的が「上司に提出すること」になっています。本来の目的は、案件がいまどうなっているかを担当者以外も分かる状態にしておくことです。目的が変わると、書く項目も変わります。
| 書かれがちな項目 | 実際に判断に使える項目 |
|---|---|
| 訪問件数・架電件数 | どの案件が前に進み、どれが止まったか |
| 所感・意気込み | お客様から出た条件・要望の変化 |
| 「手応えあり」 | 番手の判断と、その根拠になった発言 |
| 次回訪問予定 | 次回までに何を確かめるか |
前者だけが並ぶ日報は、読んでも打ち手が決まりません。事実と担当者の解釈が混ざっている点も、報告が当てにならなくなる原因です。
項目を増やすほど記入率は下がります。手で書く量を減らし、商談の記録そのものから埋まる形にしないと運用は続きません。商談議事録が自動で残っていれば、日報に書くのは判断と次の一手だけで済みます。