GLOSSARY
番手とは、検討中のお客様の中で自社が何番目の候補になっているかを表す住宅営業の用語です。1番目の候補(本命)になれているかどうかで成約率が大きく変わるため、契約確率を判断するうえで最も重要な指標のひとつとされています。アンケートではなく商談中の会話で確かめるのが基本です。
番手は、専用の質問を用意しなくても商談中の会話で確かめられます。「他にどんな会社さんとお話されていますか」「今の時点で、一番イメージが湧いているのはどちらですか」といった聞き方を、アンケートではなく自然な会話の流れの中で置くのが基本です。
アンケート用紙で「検討中」と回答されても、それが本命なのか当て馬なのかは判別できません。会話の中で確かめることではじめて、いま自社がどの位置にいるのかが分かります。
導入企業の商談データを見ると、本命の候補として見られている商談は成約率がおよそ30〜40%になります。一方、2番手以下のまま最終局面に入った商談は、価格で戻すしか手段が残りません。
つまり成約率を上げる方法は、最終局面で粘ることではなく、本命になれる商談の割合そのものを増やすことにあります。番手を早い段階で把握できれば、劣勢の商談に対して打ち手を変える判断ができます。
番手を聞けていない組織では、マネージャーが案件の状態を営業の主観でしか把握できません。「感触は良いです」という報告が、本命になれている商談なのか、単に感じよく話せただけなのかを区別できないまま、月末の予実がずれていきます。